2016年6月9日木曜日

[Azure 100Tips]TFSをAzure上で業務レベルで構築するための構築手順(02/100)

・1サーバでTFSをすべてまかなう場合は、ギャラリーからTeam Foundation Serverの入ったWindows Serverを選ぶか、Windows Serverをインストールして自らTeam Foundation Serverをインストールすればよい。

・可用性を考慮したサービスの構築
 TFSのWeb部分で最低2台、DB部分で最低2台の計4台のVMが必要。それ以外に、ドメインコントローラを別途構築する必要がある。
Web/DBでそれぞれ可用性セットを作成する必要がある。

マイクロソフトのサポートに相談した結果、1サーバのメンテナンス時間が年数回30分程度なので、それが我慢できるのであれば、その構成のほうが管理も楽で運用もしやすいとの事。
ご参考: Azure VM のメンテナンス FAQ


まずは、1サーバでのTFSでバックアップ体制を構築して進めることにして、技術調査を引き続き行いながら可用性の構成にシフトしたい。


Azureの可用性で誤解していた事
 VM作成時に可用性のセットを指定すれば、RAIDのミラーのように勝手に障害に対応したサービスが提供できると思っていたが、そういうわけではない。アプリケーションやサービスの冗長性(じょうちょうせい)を考慮して、それに合わせた可用性をくむ必要がある。
 
Azureの可用性のメリット
 ロードバランサーと組み合わせることでラウンドロビン方式で負荷分散をすることが出来る。