2017年6月19日月曜日

TrainingPeaksのPerformance Managementの概要(レース前の調整)

TrainingPeaksのPerformance Managementの概要(過去のトレーニング結果の分析)の続きになります。

まずはこちらを見てください。
右側の点線はこれからの予測を表しています。
2017/06/25にフルマラソンがあるのですが、一週間前から軽めの調整のみにしており、体調を表すForm(TSB)が段階的に上昇し、最終的に0以上になっているのがわかります。
TSSが300となっているのは、フルマラソンの過去の実績が300であったので計画として入力しています。

フルマラソン一週間前のトレーニング予定です。
基本的に毎日やっているTredmilは軽めの調整として続け、水曜のランで10キロラン流し、フルマラソン前日は完全休養を予定しています
このようにあらかじめトレーニング予定を入れることで、レース前の調整が可能になります。

ランニングの本でレース一ヶ月前の練習について様々記載されていますが、このように実際に数値で見ることでよりイメージが具体的になるでしょう。

TrainingPeaksのPerformance Managementの概要(過去のトレーニング結果の分析)

GarminとTrainingPeaksを連携しだしてからのPerformance Managementのトレンドがこちらになります。詳細は拡大してみてみてください

簡単な用語の解説を先にしておくと
TSS : Training Stress Score 一日あたりどれくらい練習を頑張ったか。1時間あたり50前後になり、FTPを使って計算されます。この例では、当日は3時間強トレーニングしているので163になっています。
Fatigue(ATL) : 過去7日間のトレーニングストレススコアを指数関数的に加重平均したもので、過去2週間に行ったトレーニングの疲労経歴の推定値を提供します。後述のFitness(CTL)を長期間超えているとオーバーワークとなります。
Fitness(CTL) : ドラクエ等のRPGで言うとHPあるいはレベルをイメージするといいでしょう。全く運動していない人は一桁から始まり、アスリートは100を超えるそうです。まず、サラリーマンは100を目指すといいでしょう。私も100を目指しています。
Form(TSB) : 疲労度合い。マイナス20を超えると注意で、けがを誘発します。マイナス50を超えると風邪等病気を引きやすくなります。レースに向けて、0以上20未満に調整するとよいでしょう。

さて、私のデータ分析結果です。
Fitness(CTL)が徐々に上がってきているので、体力がついてきていることが視覚的にわかります。
Fatigue(ATL) が所々高いものがあります。これは、フルマラソン・ハーフマラソン・130キロライド等比較的ハードなものです。このタイミングでFitness(CTL)がぐっと上がります。体に負荷が多いので頻繁にするわけにはいきませんが、この手のものは少なくても月一にやると体に刺激を与えられていいでしょう。

なお、Fitness(CTL)Form(TSB) は前日までの練習結果を元に計算されます。以下は翌日の数値を表示していますが、前日のトレーニングが考慮されForm(TSB) がマイナス20を超えています。

2017年6月13日火曜日

ガーミン、Zwift、Strava、TrainingPeaksの組み合わせ

ランナーやロードバイク乗りはガーミンを使っていることが多いですが、Zwiftを始めるときにどうすればいいか迷ったのでまとめておきます。

環境
スマートトレーナー:Tacx - Neo Direct Drive
サイコン:Garmin Edge 820(J)
ハートレート:Garmin Edge 820(J)に付属のANT+のもの
ANTドングル:Garmin USB ANT Stick for Garmin Fitness Devices

1.ANTで通信する場合(ハートレートを含めてStrava/TrainingPeaksに登録可能)
 スマートトレーナ(Tacx neo)>Garmin>ANTドングル>PC>ZWIFT>Strava/TrainingPeaks
 ガーミン>ガーミンコネクト>Strava/TrainingPeaks

2.Bluetoothで通信する場合(ハートレートはStrava/TrainingPeaksに登録不可)
 スマートトレーナ(Tacx neo)>iPad(or iPhone)のZwift>Strava/TrainingPeaks
 ガーミン>ガーミンコネクト>Strava/TrainingPeaks

問題点
・Strava/TrainingPeaksに2重に登録してしまう
ロードバイクの走った結果をStrava/TrainingPeaksに登録するため、GarminコネクトとStrava/TrainingPeaksをやめるわけにはいきません。
 ZwiftとStrava/TrainingPeaksの連動をやめれば重複登録は発生しませんが、ガーミンではStrava/TrainingPeaksに地図が載せられないのと、サイコンで計算した誤った距離が登録されてしまいます。そのため、重複で登録して、最後に手動でガーミンの結果を削除しています。

なお、Strava/TrainingPeaksからガーミンコネクトに手動でデータを登録することも出来ますが、大変面倒なのでやっていません。
削除自体はぽちっと押せば簡単にできるので、しばらくこのやり方で続けてみます。

2017年6月12日月曜日

タバタメソッドをZwiftでやってみよう

FTPの向上のため、Zwiftでタバタメソッドのワークアウトを作成しました。
アップ10分、20秒・10秒をZ6まで8セット、ダウン10分にしています。



こちらからダウンロードしてください。

2017年6月3日土曜日

TFSで特定の状態になった時に、フィールドに記載がないと保存できないようにする

例えば、障害の対策完了時に必ずコメント・実績を記載するようなことは日常的に行われています。
これを強制的に実施するやり方wのサンプルになります。

Visual StudioからProcess EditorでTFSのテンプレートを読み込み、変更したい対象、この例ではバグがFixedになった時に必ずフィールドを設定するようにする例です。


いつやりたいかを、Field ConditionのWhenで指定し、Whenが成立する条件(この例ではFixedのとき)を記載します。
次に、RulesでREQUIREDをしています。
これで、FIXEDの状態の時は、このフィールドに情報が入っていない場合、保存できないことになります。

2017年6月1日木曜日

ロードバイクの海外飛行機輪行

S-Works Venge ViAS Di2 And Roval CLX 64購入しました(その1)で購入したVengeですが、日本で購入しインドに輪行しています。

使った輪行バックは、シーコンの輪行バックを使っています。
外側からみたらこんな感じです。

中はこんな感じです。前後ホイールを外して両脇に格納しています。

自転車は預かり荷物なのですが、スーツケース等と同じように預けることは出来ず別の検査装置で検査します。右手に見えるのがムンバイ空港の中にある大型検査装置です。成田にも似たようなものがありました。
シーコンの輪行バックは横にしても大丈夫ですが、他の輪行バックの場合は気をつけてください。


なお、Di2のようなバッテリー駆動のものは、バッテリー部分を自転車から外し、手荷物として運ぶ必要があります。私の場合はシートポストに入っているものをわざわざ外しました。
一説によるとバッテリーとケーブルがつながってなければいいという話もありますが、トラブル防止のため外しておきました。

航空会社にもよるかもしれませんが、今回使用したANAとJet Airwaysは事前に大型荷物として自転車があることを説明する必要があります。
チケットはまとめてANAで購入したのでJet Airwaysの大型荷物の予約もANAにお願いしてます。
また、バッテリー付きかどうか予約時に確認されますが、バッテリー付きであることを伝えると、電動自転車のバッテリーと勘違いされました。ロードバイクの電動化については理解が行き届いていないので、注意が必要です。
ANAはサイズを説明する必要があるので、ネットなりで大きさを調べておいてください。バッテリーの出力や型番も聞かれました。

到着空港やトランジットの大型荷物の受け取りは、ベルトコンベアで流れてこず人が手で運んできます。辛抱強く待ちましょう。